こんにちは!先日めっき学校で粉じん作業特別教育というものを受講しました。
粉じん作業というのは労働安全衛生法第59条で定められている作業で、簡単に言うとホコリのような粉が舞っている環境で行う作業のことです。
といっても単純なホコリのような無害のものではなくて、鉱物を粉砕する際の粉だったり、金属研磨時のバフカス、タイル成形時の原料カスのような身体に悪い粉じんです。
粉じんが舞いまくってる中で対策なしに作業すると、作業者はじん肺という病気になってしまいます。
じん肺というのはホコリが肺の中に溜まって、肺が硬くなっていき咳や喘息になっていきます。放っておくと肺炎など呼吸器感染症にかかりやすくなるようです。
肺は一度粉じんが入ってくると取り除く方法がないので、できるだけ粉じんを吸わないような職場環境にする必要があります。
学校で使ったテキストです↓
研修を受講すると↓のような特別教育修了証がもらえます。
粉じんにしても毒劇物にしてもめっきの現場は過酷な環境になりがちなので、今後できる限り作業者が働きやすい職場環境にしていこうと思います。
以上!